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かかりつけ医として
かかりつけ医とは「なんでも相談できる上、医療情報を熟知して、必要な時には専門医、専門機関を紹介でき、身近で頼りになる地域医療、保健、福祉を担う総合的な能力を有する医師」と定義されています。
4名の専門の異なる医師で協力し、専門性の高い医療を提供するとともに、病気の種類や重症度によっては連携病院と協力し、専門医、専門病院に紹介をさせていただき、地域と病院の懸け橋になれるように診療を行います。
また、単に病気の診療をするだけでなく、医療と介護および多職種と連携を図り、地域の患者さまが不安なく医療を継続して受けられるように、外来診療に加えて訪問診療を行い、外来と在宅医療の間で、切れ目のない医療を提供するように心がけてまいります。
急性疾患
風邪やインフルエンザ、気管支炎、胃腸炎、膀腕炎等の急性疾患の診療を行います。
「急に咳やのどの痛み、鼻水が出てきた。」「下痢や嘔吐が出てきた。」「尿が何かおかしい。」などの症状が出てきたら、ご相談ください。
また、胸痛や腹痛などにも対応いたします。重篤な患者さまについては連携病院と協力しながら診療にあたります。小児の1次診療にも対応いたします。
慢性期疾患
脳梗塞や心筋梗塞、動脈瘤などの急性期で高次機能病院での治療が必要であった患者さまが、地域で医療を継続する際に、かかりつけ医としてお手伝いさせていただきます。連携病院と情報を共有し、協力しながら慢性期の治療を行います。
生活習慣病
高血圧症、脂質異常症、糖尿病、痛風等の生活習慣病の治療を行います。
生活習慣病の治療は心筋梗塞や脳梗塞等の動脈硬化性疾患の予防が目的の一つです。ABI/CAVI(血管年齢測定)や頸動脈エコーを用いて血管のモニタリングを行いながら治療をすすめます。
高血圧症
健康診断などで高血圧と指摘された方の中でも、緊張などで高く測定されてしまう方が少なくありません。本態性高血圧症以外にもホルモンの異常や腎血管の異常から起こる2次性高血圧症などもあり、まずは詳細な診断が必要です。
家庭血圧の測定や24時間自由行動か血圧測定などを行い、実際の状態の把握に努めます。
よく「高血圧症は必ず薬が必要で、一生涯内服しなければいけないの?」といった声を耳にします。塩分摂取などの生活習慣からご相談させていただきます。
患者さまごとに血圧の状態や、血管への影響の度合いも異なります。お薬が必要かどうかを含めて患者さまごとに合わせた治療をお勧めしてまいります。
脂質異常症
コレステロールの治療目標値は年齢、性別、喫煙の有無、血圧、糖尿病の有無、心疾患の家族歴などにより異なります。
脂質異常症の治療は脳梗塞や心筋梗塞等の血管障害から起こる病気の予防のために行います。症状が出る前の早期の治療が求められます。
異常が指摘されたことがある方や、ご家族に脂質異常症の方がいる方、ご自身のコレステロールが気になる方は、お気軽にご相談ください。
糖尿病
糖尿病は、血液の中の糖が高い状態が続く病気で、このような状態の時に尿糖が出てくるために糖尿病と呼ばれています。
食事などで摂取する糖質と運動などで消費するカロリー、インスリン等のホルモンの働きのバランスが崩れて発症します。悪い状態が長期間続くと、腎臓や網膜、神経などに合併症が出ることも知られています。他の生活習慣病と同様に食事療法と運動療法、薬物療法の組み合わせが必要となります。
患者さまと一緒によく考え、コミュニケーションをとり、より良い医療を目指してまいります。